【社会保険労務士とは】総合編(わかりやすく解説)

社労士とは

 この記事は、社会保険労務士(以下、「社労士」と呼びます。)とは何かを、知らない人向けに、私が分かりやすく解説する記事です。

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【社会保険労務士とは】総合編(わかりやすく解説)

社労士の仕事内容

近能 弘章
近能 弘章

 社労士の業務内容は多岐に渡ります。ですので、社労士を一言で言い合わらすことは非常に難しいことであると、私は考えます。

 この記事では、「社労士とは何か」を簡潔に言い合わらす試みをします。

 また、今まで社労士を労基法や労災、雇用等の観点から説明してきましたが、ここでは総合的な観点から社労士を説明していきます。

社労士とは何か?

 社労士を一言で言い表すと、「労務関連の書類作成・提出代行とアドバイザー」であると、私は考えます。

労務関連の書類作成・提出代行

 事業主が提出すべき労務関連書類は、多岐に渡ります。社労士は、提出すべき書類を事業主に提示し、その書類の作成・提出を行います。

 主に労働基準法、労災、雇用、社会保険関連の書類とその他労働法といわれる広範な領域内の法律に関連する書類の作成・提出代行を行います。また、当提出書類に関する事業主の責任をも引き受ける事務代理を行っている社労士もいます。

労務関連の書類作成・提出代行

 社労士は労務関連の書類を作成・提出するだけではなく、事業主から労務関連の相談を受けることができます。主に、弁護士は問題が発生した後に活躍をする印象が私の中には有りますが、社労士は問題発生防止の役割を担うことが多いものと推察します。

 事業主が社労士に相談をする内容とは、労働基準法上違法か否かの助言を求めるもの、使用者または労働者から民事訴訟を提起されないための防止策、各々の従業員が雇用保険や社会保険に加入すべきか否かとその制度内容・しくみ、給与計算の方法・保険料控除その仕方、会社やその従業員に支給される給付金、年金制度などです。

まとめ

 今回の記事では、「社労士とは何か」を簡潔に言い表す試みをしました。

 社労士を一言で言い表すと、「労務関連の書類作成・提出代行とアドバイザー」であると結論付けます。

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