【社会保険労務士とは】労働者採用編(わかりやすく解説)

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 この記事は、社会保険労務士(以下、「社労士」と呼びます。)とは何かを、知らない人向けに、私が分かりやすく解説する記事です。

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【社会保険労務士とは】労働者採用編(わかりやすく解説)

社労士の仕事内容

近能 弘章
近能 弘章

社労士の業務内容は多岐に渡ります。ここでは、労働者加入手続業務について述べます。

 社労士業務の一つは、事業主が労働基準監督署や職業安定所・年金機構などへ提出する書類の作成、提出です。この業務は社労士の独占業務です。加えて、社労士は事業主から労働者加入手続き上の相談を受け、解決します。

労働者加入手続きとは?

労働者加入手続きとは、概ね雇用保険加入手続きと社会保険加入手続きのことです。

雇用保険加入

 週20時間以上働く従業員と労働契約を締結した事業主は、その従業員の雇用保険加入手続きをしなければなりません。社労士は、それに関する相談を事業主から受け、書類作成、提出代行をします。

 雇用保険に加入手続をするにあたり、まず事業主は従業員から履歴書やマイナンバーカードの写し、外国人の場合は在留カードの写し等を預かる必要があります。

社会保険加入

 概ね週30時間以上働く従業員をと労働契約を締結した事業主は、その従業員の社会保険加入手続きをしなければなりません。社労士は、それに関する相談を事業主から受け、書類作成、提出代行をします。

 社会保険に加入手続をするにあたり、まず事業主は従業員から履歴書やマイナンバーカードの写し、外国人の場合は在留カードの写し等を預かる必要があります。加えて、報酬の決定、年金手帳等により基礎年金番号の把握が必要になります。

まとめ

今回の記事では、社労士業務の一つである従業員の加入手続きについて執筆致しました。

雇用保険および社会保険制度は複雑な制度ですので、従業員を採用した事業主は、社労士と顧問契約を結んだ方がよいと、私は考えます。

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