東京商工会議所が4月22日に公表した2024年度新入社員意識調査結果によると、就職先の会社で「定年まで」働きたいと回答した者は21.2%にとどまり、10年前の2014年度調査(35.1%)と比べて14.0ポイント減少したことがわかった。一方、「チャンスがあれば転職」したいと回答した者は26.4%で、10年前の2014年度調査(11.9%)と比べて14.5ポイント増加。新入社員の長期勤続志向が低下し、転職志向が高まっている傾向がうかがえた。調査は、2024年4月に東商が実施した新入社員研修の受講者957名の回答を得た。
全国社会保険労務士連合会『月刊社労士』2024.5.76頁。
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