令和4年度雇用保険料は年度途中で料率を変更

料率変更

厚生労働省は昨年12月22日、令和4年度予算編成の大臣折衝で決定した令和4年度雇用保険料率について、労政審の雇用保険部会に提示した。失業等給付の保険料率はコロナ禍の影響や労使の負担感を踏まえ、令和4年度の上半期(4月~9月)は現行の0.2%を維持し、下半期(10月~令和5年3月)は0.6%と年度途中で料率を変更する。

料率変更詳細

令和3年度末までの暫定措置の終了や弾力条項の規定により、0.8%に戻る見込みであったが、通年で0.4%相当に負担を軽減する。なお、育児休業給付分は0.4%、二事業分は0.35%と見込まれており、全体では一般の事業で上半期0.95%、下半期が1.35%となる見通しだ。ただ、年度途中での料率の変更は法改正が必要とされている。

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