(中学生でも分かる!)能力不足で給料減らせるのか?その①

Q 能力が満たない場合でも、求人票に記載した金額を支払わないといけないのか?

A 従業員が「求人票に記載した金額を支払わなくてもよいですよ。大丈夫ですよ。」と事業主に伝えれば、大丈夫です。しかし、その場合であっても、かなり給料を減らすなど、従業員にとって待遇がかなり悪くなるときは、従業員に予定していたよりもその悪い待遇にした理由や経緯を事業主が伝えなければなりません。また、事業主は合意書を作成し、合意書の説明をし、従業員の判をもらわなければなりません。それに加えて、低くなった給料の計算方法を説明しなければなりません。従業員と事業主との間でトラブルが起こらないように、事業主はあらかじめ求人票に「能力によって給料が変わります」と書いておく必要があります。また、事業主と新入社員やアルバイトとの採用面接のときに、再び「能力によって給料が変わります」と事業主が説明し、会社のルールが書かれている紙にも追加で記載しておく必要があります。 ここでの、会社のルールが書かれている紙とは、労働条件通知書や就業規則のことです。

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