フリーランス法施行に向けて厚労省検討会が報告書骨子を了承①

お知らせ

 厚生労働省の特定受託事業者の就業環境の整備に関する検討会は3月28日、特定受託事業者の取引の適正化等に関する法律(フリーランス法)の政省令及び指針で定める事項を整理した報告書骨子案を大筋で了承した。政省令及び指針で定められる予定の内容は次の通りで、同法と共に、令和6年秋頃までに施行される見通し。

 募集情報の的確表示(法第12条)

 フリーランス法は、特定受託事業者(フリーランス)に業務を委託しようとする特定業務委託事業者(発注事業者)に対し、広告等により募集情報を提供するときは、虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしてはならず、正確かつ最新の内容を保持するよう求める。

適確表示義務の対象となる募集情報

①業務の内容

②業務に従事する場所、期間及び時間に関する事項

③報酬に関する事項

④契約の解除・不更新に関する事項

⑤特定受託事業者の募集を行う者に関する事項

全国社会保険労務士会連合会.月刊社労士4月号.2024.56頁。

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