【注文者配慮義務】個人事業者等の健康管理【今後の流れ】

お知らせ

 厚生労働省は3月21日、個人事業者等の健康管理に関するガイドラインをまとめた。個人事業者等の健康管理は自身で行うことが基本だが、注文者等による注文条件等によって個人事業者等の心身の健康に影響を及ぼす可能性もあるため、その影響の程度に応じて、注文者等に必要な配慮や措置等を求める。

 具体的には、①長時間の就業による健康障害の防止②メンタルヘルス不調の予防③安全衛生教育や健康診断に関する情報の提供、受講・受診機会の提供等④健康診断の受診に要する費用の配慮⑤作業場所を特定する場合における適切な作業環境の確保など。同省はガイドラインを周知し、それぞれの立場からの取組を促す。

全国社会保険労務士会連合会.月刊社労士4月号.2024.56頁。

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