厚生労働省は2月13日、働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会の初会合を開いた。
さらなる適用拡大に向けて、ヒアリングなどを実施しながら今後の対応を検討し、今夏までに社保審年金部会に報告する。
主な検討事項は、短時間労働者及び個人事業所に対する適用拡大と、複数の事業所で勤務する者やフリーランスなどの多様な働き方を踏まえた被用者保険の在り方など。
この日の意見交換では、適用拡大を進める方針は一致したが、保険料負担が生じる企業や財政影響が懸念される医療保険者への配慮を求める意見も出された。
出典:全国社会保険労務士会連合会.月刊社労士3月号.2024年.52頁。
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