診断士試験の科目に、「財務・会計」という科目があります。私が抱いた、「財務・会計」の難易度は、日商簿記2級の商業簿記・工業簿記の計算問題の難度を少し落とし、その代わりCVP分析等の経営分析の難度を上げたというイメージです。加えて、日商簿記1級の範囲である会計学の基礎知識が問われます。ですので、日商簿記2級<診断士「財務会計」という訳ではないと思いました。
ただし、少なくとも日商簿記3級以上の知識・理解等が無く、完全に初学者の状態から診断士試験の「財務会計」を解く領域まで引き上げることは、至難の業であると私は思います。その理由は、日商簿記2級レベルの内容をおさえた上で、問題を解くことを要求されるためです。しかし、日商簿記2級で必要となる計算力までは要求されない為、必ずしも2級が必要というわけではありません。しかし、3級の知識・理解は必須といえます。
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